男「やぁみなさん、ごきげんよう。暑いね。ビールをくれ。」
男「ドイツ・ビール?」
客A「ビットブルガーだ、うまいだろ?」
エリック「最高だ。何故アルゼンチンに来た?」
客A「気候が良いからだ、俺は養豚家だ」
客B「俺は仕立て屋 子供のころから。父はデュッセルドルフ出身」
男「私の親もデュッセルドルフだ。」
客B「名前は?」
男「名は無かった。
取り上げられた。
ーーー養豚家と仕立て屋に」
男「”血は誇り”。どっちから血を流す?」
客A「命令に従っただけだ。」
男「血を流せ」
店員「うごくな!」
客A「お前は・・・何者だ?」
男「フランケンシュタインの怪物と言っておこう」(ダダダンダダダン
大好きなシーン。
セリフ、音楽、緊迫感、俳優の演技、全部がよくて何回も見てしまう。
このシーン、セリフが全部いいよな~っていうのだと、
ハンターハンターのクラピカVSウボォーギン戦のセリフが思い浮かぶ。
あれも憎しみ・復讐関連だ。
フランケンシュタインの怪物だ、という言い回しについて。
一般的にフランケンシュタインというと、
パッと出てくるのが頭にくぎの刺さったあいつだが、
あいつは実はフランケンシュタインではないらしい。
あいつを生み出したのが、フランケンシュタイン。
そして「フランケンシュタインの怪物」は、
怪物がフランケンシュタインへ復讐をする話。
X-MENのこの映画でいうと、
マグニートーをミュータントとして育てたのが、
エリックの追っているセバスチャン・ショウ = フランケンシュタイン。
育てられたのがマグニートー = 怪物。
ということなんだと思う。
しかし、音楽が本当にいいんだよね、このシーン。
曲名はまんま、「Frankenstein's monster」。
サントラでいつも聞いている。