先日、待望の「ザ・フラッシュ」予告編が公開された。
www.youtube.com
何年待ったことか分からないが、今回はついにしっかりと公開日まで判明。
2023/6/16公開。
まず思ったのは、あ、公開はちゃんとしてくれるんだ！ということ。
本当に色々あった。
まず、主演エズラ・ミラーの諸問題。
気になる方は調べてみてほしい。
彼の行いを不快に感じる方は多く、そんな人が主演の映画の売り上げが上がるだろうか？という気持ちにもなる。
また、それに限らずDCEUは俳優・会社・スタッフ関連でとにかく色々報道があった。
実際に降板となった俳優や制作中止やお蔵入りとなった映画・ドラマもある。
そんな悲劇の連鎖を振り払う黄色い閃光がこの「ザ・フラッシュ」だと思う。
いやいや、悲劇の連鎖の一部を生み出した邪悪な赤い閃光では、と思う方もいるだろうが、それらも含めて全てをリスタートする希望の光である。
なにせ、フラッシュを演じる彼自身、スピードフォースの渦に呑まれてDCEUの世界に置き去りにされ、新生DCEU（DCU？）には入れない可能性すらあるのだ。
さて、予告から気になるポイントを。
今作は原作、「フラッシュポイント」を題材にしてると思う。
要はフラッシュの力で時空を移動してるというか書き換えちゃってる。その時空の変化が発生する地点（現象？）をフラッシュポイントと呼ぶ。
その結果、前の世界ではなくなっちゃう。
で、なんでフラッシュは自分の力で時空を書き換えちゃうかというと、今の世界の現状が自分にとってあまりに悲しすぎるから。
母親はバリーが子供の頃に死亡。
父親は母親への殺人容疑で逮捕、服役中。完全に冤罪。
なんとか父親への冤罪を晴らすため、科学捜査班に入ったバリー。
というところまでがDCEUで現在分かる範囲。
予告を見てみて、今作で今までフラッシュポイントを生み出さなかったバリーがどうして急にフラッシュポイントを生み出そうと思ったんだろう？という疑問から始まる。
- 偶然生み出された
- 自身の能力を知るきっかけがあって、使わずにはいられなかった
- バリーが生み出したものではない
- そもそもフラッシュポイントではない
というのが考えられるけど…結局ドラマでも漫画でもバリーが使わなきゃ生み出せないっぽい。
やっぱ1，2かな～と思う。
ちなみにコミック版フラッシュポイントは私の好きなコミックTOP10くらいには余裕で入る面白さ。
このシーンから、過去をやり直したい、家族と過ごしたいっていうバリーの想いはひしひしと伝わってくる。フラッシュポイントをバリーが生み出すのだろう。
もう一人バリーがいるってことは時空改変より、バリー自身が別世界に移動するタイプみたい。他作品だとどうだったっけ。
そしてこのシーン。
ベンアフレックがリターンズ。
うれしい・・・。
ここでこう言われてるってことは
バリー「なんか俺の力で過去改変・もしくは時空移動できるっぽい…やってもOK？」
ブルース「戻せなかったらどうする？」
ってことっぽい。
危険性知っててやっちゃうパターンか。
この過信っぷりよ。まだまだ新米ヒーロー。
エズラは自分の態度と被害者の私生活をもとに戻さんかい！と言いたくなる人はいるだろうな…あくまで役として言ってるだけなのに、俳優本人にそう思っちゃうことも含めて、スキャンダルとか犯罪は役者にとって作品にとって良くないね。
そして、バリーは時空を改変し、歴史が変わる。
改変した先、そこはヒーローがいない世界。
つまり、このままいけば、DCEUのキャスト達が変わってもストーリーが変わっても何も問題なし！！という大義名分をＤＣは手に入れたわけだ。
そんな中、出会うヒーローは先々代くらいのバットマン、マイケル・キートン。
マーベルだとバルチャー。
老齢の域に達し、酸いも甘いも知ったベテランバットマン。
ずいぶん昔のヒーロー映画だが、衣装がダサく見えないのはすごい。
改めて、シンプルな衣装のすばらしさが分かる。
どうやら彼とともに戦うことになる模様。
ヒーローがいない世界なのでは？とも思ったが、引退済みだった、って感じだろうか？
このシーン、ダークナイト感すごい。
これはベンアフバットマン？キートン版？？
うーん、わからん。
こんなバイク持ってたっけ。
暗闇に映るバットマン！！
バットマンの手引きでスーパーガールこと、カーラが登場するっぽい。
拘束具っぽいのついてるけど、太陽の光がないところとかに幽閉されてたのかな。
コミックだとスーパーマンが幽閉されてひょろひょろになってる。
あと、バリーが雷に打たれてるシーン。
これはフラッシュポイント発生後、失われる能力を取り戻すためにやってるんだと思う。
コミックだとそうだったから、という単調な理由です。
フラッシュポイントで生み出した世界は未来が存在しない？
やはりバリーは元の世界に戻るしかないのか。
まぁ、そうだよね。
そのまま行ったらバリーがずっと二人いるわけだし。
元の世界に戻ったら、ちょっと世界が変わってた、というのが落としどころか？
そうなると結局フラッシュは続投するわけだけど…
あ！元の世界に戻ったことで能力を失う可能性もあるか。それで父親は釈放。エズラ版バリーの旅は終わり…リブート、とか。
新生ユニバースで続投するキャストもいるみたいだけど。
k0nbuni.hatenablog.com
個人的にはリバースフラッシュに出てほしい。
ドラマ版のウェルズ先生のリバースフラッシュが大好きだった。
ただ、出る幕は無さそう。
コミックだとワンダーウーマンやらアクアマンやらが戦争をおっぱじめるってもんで、フラッシュ達でそれを止めよう！って話なんだけど、
今回はその戦争がゾッド将軍との戦いになるんだろう。
で、バットマンやスーパーガールの登場もある、となるとどう考えてもリバースフラッシュを紹介して、お披露目するには時間が足りな過ぎる。もう一人フラッシュもいるわけだし。
はっ、まさかもうひとりのバリーが敵…！？
最後はフラッシュVSフラッシュなんてのもありえる。
個人的にはMCUフェーズ４以降、ヒーロー映画で白熱したものがあまりなかった。
ドラマはちょくちょくあったのだが。
今作はかなり長い間楽しみにしていた分、かなり期待しているし、予告の時点で既に期待を大きく上回ってる。
あと映画館にフラッシュのグッズが並ぶのが超楽しみ。
ちょっと前なら考えられなかった…フラッシュのグッズが日本で売ってるなんて。
来る6月、さらなる延期をしないことを祈って健康に過ごしたい。
あとはエズラの更生を願って。
この映画はチャリティーでタダで出演します！とかやれば観に行く人も増えるかもね。
