k0nbuni BLOG【アメコミ・趣味】

アメコミ関連、趣味その他時々俺の日常。

【シビル・ウォーⅡ】「考えていたところです。未来について」【感想】

内戦再び

 

 

キャプテンアメリカシビルウォーの原作にもなった初代シビル・ウォーに続いて、

もう一度ヒーロー内での争いが起こってしまう。

初代よりは話がすっきりしている印象。

 

ヴィレッジブックスの出版事業終了に伴って、(悲しい)

そういえば買ってなかったから買ってみた。

 

若干アマゾンでのレビューが否定寄りだったのだが、

実際読んでみて滅茶苦茶面白かった。

アマゾンレビューなどは、あくまで、初代シビルウォーと比較しての評価ということだろう。

実際、初代ほど商業的にうまくはいかなかったよう。(解説冊子より)

 

話の流れとしては、

  • 未来を見れるインヒューマンが現れる。
  • その力でヴィランが悪さしにきた時点で、被害出る前に速攻退治してた
  • でもその途中、ヴィランにやられウォーマシンことローディが死亡
  • ローディはキャプテンマーベルの恋人で、アイアンマンの親友
  • キャプテンマーベル「ローディなら未来予知を役立てろと言うはず。この能力は引き続き利用すべき」
  • アイアンマン「得体のしれない能力のせいで任務に就いたローディが死んだ。あと、敵ならいいけど仲間が悪さする未来予知があったときどうすんの?」
  • キャプテンマーベルとアイアンマン、対立
  • アイアンマンの予想通り、仲間や無関係の善人が予知では悪人とされ、志望者も出る。
  • お互いのチームを作り、対決→痛み分け
  • その後チームは解散したり、メンバーが陣営を変えたり。
  • 最後にはスパイダーマンキャプテンアメリカを手にかけるという最悪の予知が出る。
  • スパイダーマンを捕えようとするキャプテンマーベル、それを止めたいアイアンマンで単騎決戦
  • その予知は今作では実現せず。
  • アイアンマンは死亡寸前になったが、なにやら細工を施していたようで、命に別状は無さそう。ただし意識不明のまま装置につながれている。
  • 未来予知能力者は高次元の存在となり、どっか行ったため、今後その能力を判断基準として出動とかはできなくなった

実際にはもっと細かいやり取りの末、その結果になったというのが多いが、

説明してるときりがないのでカット。

 

まずみんな言うと思うけど、始まりはどっちが悪いとかではない。

未然に犯罪防げれば最高だ。

 

まずはキャロルの立場を見ていきたい。

基本的には未然に犯罪を防げるなら越したことはないよね、死んだ恋人のローディだってそうしたはずだし。という立場。

初めのうちは予知によって、被害が出ることなくヴィランを捕らえられていた。

なんならアイアンマンだって一緒に参加してた。

それはヴィランに関する予知だったからだろうけど。

 

だんだんとキャロルはどういう仕組みかもわからない未来予知を過信しすぎて、未遂で無関係の一般人を捕まえてたりした。

自由の国アメリカ的にはキャロルの旗色は悪いのかな?という気がした。

 

未来予知で未然に犯罪を防ぐ=犯罪前の拘束・逮捕というのは

やってることはキャプテンアメリカ:ウィンターソルジャーに出てきた、

ヒドラの作ったヘリキャリアに似ていると思った。

(こちらは「犯罪者が犯罪を起こす前に撃って、平和な世界を作るもの」と言っておきながら、

実際にはアルゴリズムで計算してヒドラの邪魔になるものを、

全員ヘリキャリアで抹殺してしまおうという、「支配」を目的とした代物だったが)

 

アイアンマンの立場から見ると、

得体の知れない力で、やってもいない罪で善人やヒーロー仲間を拘束・始末することを恐れていたんだと思う。

力の仕組み分からんし、ヴィランはOKだけど、仲間や善人に矛先が向くならあかんよね。しかも結果親友のローディ死んでるし許せん(怒り)という立場

 

ローディの死はキャプテンマーベルとアイアンマンの対立を決定的にしたものだけど、

これって未来予知のせいなの?と思う自分がいる。

だって、ローディの死の流れって、

 

ヴィランがなんかする未来予知があった

・キャロルたちと居合わせたので一緒に現場急行

・戦闘中の事故で死亡(ヴィランは確保=作戦は成功)

 

という流れだし、未来予知は関係なくない?

未来予知があったことによって戦闘に行ったから死んだんだ!!

という意見はそもそもおかしい気がする。

未来予知があろうがなかろうが、戦闘にはいくはずだし、

そういうのを覚悟のうえでヒーローという職業をやっているはず。

 

なので、アイアンマンもキャプテンマーベルもこの点についてかなり感情的なもので、

お互いの立場を決定的にしていると思った。

特にアイアンマンは顕著。

ただ、根本の考え方から対立構造ではあるので、あくまでもローディの死はきっかけに過ぎない。

 

アイアンマンはその後、インヒューマンズのところへ単身侵入したり、

色々無茶苦茶やって戦争寸前まで行っていて、

他のヒーローを危険にさらしているという事実。

結果的に未来予知能力者を拉致し、研究し、能力を解明。

若干拷問のような研究方法。(研究として必要なことでもあったが、怒りのやり場がここしかなかったとも思える)

 

結果、未来予知は完璧なものでなく、高い可能性の未来を見ているだけと判明。

つまり普通にはずれることもあるものだ=信用しすぎは危険と結論付けることができたのは良かったが・・・。

 

ちょっとまとめてみると、

キャプテンマーベルの悪いところ

・無実の人を犯罪者扱い

・犯してもない罪で拘束

・未来予知を絶対的なものと過信

 

アイアンマンの悪いところ

・感情的になり予知能力者を拉致・軽度の拷問のような研究

・上記の結果、戦争勃発寸前

 

今作を読む限りだと、アイアンマンのが悪いところが少なく描かれているように思えた。

きっと、初代シビルウォーではアイアンマンのが悪く映ってしまったことの挽回みたいな感じにしたかったのだろうなと思った。

 

初代シビルウォーではアイアンマンと対立したキャプテンアメリカが、

今回はアイアンマン側についていることからも、そんな気がする。

 

ただ、今作のキャプテンアメリカは滅茶苦茶静か。

なんだか、争いの行方を見守って、たまにいいアドバイスをくれるおじいちゃんっぽかった。

 

ちなみに作中、ハルクが暴走してヒーローを全滅させる予知がある。

これはやばいとキャロルチーム出動。

結果、事前に頼まれていたホークアイがハルクになる前にバナー博士をヘッドショット。

裁判の結果、無罪。

え、これはなんのためのシーンなん・・・?と思っていたのだが、

多分未来予知では物事の裏までは分からないよ~とうことが言いたかったのだろう。

 

で、タイトルのセリフについて。

一番最後のシーンなんだけど、

国防長官にキャロルがした発言。

「今までは未来を予知能力者任せにしてたけど、

そのせいで今回起きた様々なことを振り返って、

これからどうするかは人任せにせず、未来は自分で考えていきます」

という意味が籠っていると考えると、自分の中で結末としてすっきりした。

 

前作シビルウォーを読み直したくなりました。

【MCU】ディズニープラス版デアデビル:ボーン・アゲインが楽しみ

ディズニープラスでは

デアデビル:ボーン・アゲインがドラマ形式、

しかもなんと大容量18話編成で、

2024年配信予定。

 

 

ただこれだけの情報がデアデビルファンにとってどれほど嬉しかったか。

歴の浅い私でさえ歓喜したのだ。

古参ファンや現地ファンにとって、どれほどの喜びだったかは計り知れない。

もはや「奇跡」と呼んでいい。

なにせ、現地アメリカでは後述の製作中止の際、デアデビルを復活させてくれ!!という運動もあったほどだ。

#savedaredevil

 

以前はネットフリックスで配信していたマーベルドラマシリーズの一つだったが、

権利の終了だとか色んな大人の難しい話によって製作打ち切り・配信終了。

(そこからディズニープラスで新たに全く同じものを現在配信中)

 

私は大変悲しかった。

このドラマシリーズ自体大好きだったし、全部見てた。

特にデアデビルパニッシャーは群を抜いて面白くて、

5周ずつくらいは見てると思う。

デアデビルS3の配信日は本当に楽しみで楽しみで、

仕事が手に付かなかったのを覚えている。

予告が本当に最高だった。

私にとってはエンドゲームくらいわくわくした。

『Marvel デアデビル』シーズン3 予告編 - Netflix [HD] - YouTube

 

そして、ネトフリでの製作が終わった時点で、

ストーリーが完全に区切りが良いものだったかというとそんなことはなく…。

 

主人公・マシュー・マードックとその仲間の話は良い感じにまとまった。

色々考えの違いはあるけど、もう一回みんなで弁護士事務所やり直そうぜ、という方向で仲直り&再スタートするいいまとめ方だった。

 

しかし倒れたはずの敵、デックスことベン・ポインデクスターが目覚めて終わり…というシーンがあったまま、制作が終了してしまった。

ブルズアイのマークの目玉

 

その後はデアデビルに登場したキャストがMCUに参戦するとかどうとか、

という情報が流れてくるがどうせ嘘だろうな~と思っていた、が…

 

なんと、デアデビルの敵、キングピンことウィルソン・フィスクが、

ドラマ「ホークアイ」に出演したのだ。

その際のことはまぁ、一旦置いといて。(フィスクさんフィジカル強化されて知能弱体化してね?

 

アロハシャツを着るウィリー

 

なんと!!!!

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームにてマット・マードックが弁護士として出演!!!

劇場で一番驚いた。。

一緒に見に行っていた友人に話したくて仕方なかったがとにかく手元のお菓子を食べて乗り切った。

その後畳みかけるようなアンドリュー・トビー登場というワンツーパンチで失神しかけたのは言うまでもない。

 

デアデビルの出演シーンはごくわずかだったが、

スパイダーマンデアデビルの絡みはうれしかった。

石をキャッチしたマットに、ピーターが何か察するのもGOOD。

(もうマットはピーターのこと忘れちゃったんだろうけど)

 

しかもくじでグッズ化もされていた!!!

これ目当てで何回かやりました。

中段一番右

 

さらにドラマ:シーハルクにも出演!!デアデビルとして!

吹き替えも同じ人。

アクションあり!かっこいい!!イエロースーツ!!

シーハルクとの共闘あり!!

 

また、ヒーローのデアデビルとしてだけでなく、

マット・マードックという人間としても出してくれたのが非常にうれしかった。

彼は真面目そうな見た目だけど意外とプレイボーイで、女性にモテる。

ドラマでもちょくちょくあったその一面をしっかり受け継いでて、

(カレンとかエレクトラとか美人にばっかモテる。フォギーも嘆いてた)

 

これはあのネットフリックス版マット・マードックだ!となった。

何があったかはお察し

 

しかもホットトイズでも出るっぽい(?)

まだ公式は発表してないけど、出たら買います。

そしてようやく本題に戻るが、デアデビル主人公のドラマが配信決定である。

最高だ。ありがとうマーベルスタジオ社長。

ついでにアイアンフィストも続きを作るというのは望みすぎでしょうか?

 

タイトルはなんとボーン・アゲイン

原作からの引用である。

デアデビルどん底から復活する話であるのだが、

実はネトフリ版のS3が既に原作のボーン・アゲインをイメージして作られている

 

なので、今回のディズニー+でのボーン・アゲインとは、

ストーリーがボーン・アゲインを踏襲したものではなく、

デアデビルというキャラクター自体が復活するよ!!という意味の

ボーン・アゲインなのだろう。

 

これで、「MCUはネトフリドラマは必須じゃないから大丈夫!」ということが気軽に言えなくなり、

さらに見る作品が増えてしまうという制約も付与してしまったが、

面白い作品なので苦にはならないだろう。

マーベルのドラマ作品で、私は一番好きだ。

(映画含めても一番かも…?)

 

これって何の記事なん?

と思われるだろうが、

まずはとにかく色々あって配信決まったドラマ版デアデビルが楽しみだよ!!って書いただけの記事だ。

(まだまだ書きたいことがたくさんあるので分けようと思う。)

 

ドラマのデアデビルの振り返りもしたいな~とか思いつつ。

あとは、MCUの過去作品を見直すことが最近減ってきているから、

細かい伏線?とか言及が頭からぽろぽろ抜け落ちてて、

あれ、あのキャラって今どうなんだっけ?とか

あいつはサノスのスナップで消えてた組か?

みたいなのがごちゃついてるので、自分用にまとめたいな~

【マーベルレジェンド】ウルヴァリン X-23(ローラ・キニー)

ずっと欲しかったのだが、買うかどうか迷っていたマーベルレジェンドを中古で入手した。

 

ドン!!
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X-23、ローラ・キニーである。

ローガンの死後、「ウルヴァリン」の名を継いだ者。

と言ってもそれは当時の話で、

今はローガンも生きているので2人ウルヴァリンがいることになる。

 

現在邦訳が出版中のXメンシリーズでは、

未来から来たとか、あるキャラの代わりに生まれたクローンとか、そういったキャラが大体共存してるのが非常に面白い。

 

私はレジェンドのパッケージ側面も要注目する男。
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うーん、相変わらずいいイラストだ。

これって何かに使われたイラストの時もあれば、

これ見た事ない、レジェンドのパッケージ用の新規イラストなのでは??

というときもあり、

結果、箱が捨てられないという状態に陥る。

部屋の半分は空箱に溢れることになる。

 

かたや美しく飾られたフィギュア棚

かたや雑多に積み上げられた空箱

光あるところに闇ありといった状況だ。

 

早速開封した。

箱から出して、

 

ボロンッ
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えっ………

 

足の爪が取れた……

 

足の爪は着脱可能なのか?

はめようとしてもハマらない……

というか爪が鋭利で普通に痛い…

奥まで差し込んでも一向に固定されない。

 

うーーーーん…………

マーベルレジェンドは関節が動かないとか、

顔のプリントがズレてるとか、

初期不良がかなり多いけど、

ここまでひどいのは初めてかも。

接着剤でつけようかなあ

 

ちなみに、肘も全然動かなかったんだが、

Twitterで有志の方が煮るといいですよ

と教えてくれたので、

やってみたらなんとか動いた。

 

ポーズ。


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背中から。

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髪の毛は常に流れてる状態。

 

付属のローラヘッド。

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このフィギュアは結構前に出たやつなのだが、

その当時のマーベルレジェンドの女性キャラの顔はだいたいこの顔である。

ローラか?と言いたくなるが、

数少ないアメトイを出してくれるメーカーに無礼を働くわけにはいかないので、

この場合は沈黙が正解。

 

以前こちらで紹介した

https://k0nbuni.hatenablog.com/entry/2022/12/07/221221

最新のXメン60周年シリーズでは

ジュビリーとサイロックいるのだが、

サンプル画像時点では、このジュビリーとサイロックの顔プリントがなかなか美人なのだ。

個性ある顔立ちも再現出来ていて、

かつ綺麗に仕上がっているようで、

非常に楽しみだ。

 

ところで、

みんなアメトイってどこで買うんだろう?と思った。

ネットが主なんだろうけど、

あんまり店を教えたくないというのが正直なところか。

レアなマーベルレジェンドとなると一瞬で売り切れてしまうし。

 

並行輸入だと、レッドマーキュリー、ガリンペイロあたりだと思うけど、

有名すぎてすぐ無くなっちゃうしね……

 

 

【ゲーム】…どこもかしこも、獣ばかりだ…貴様も、どうせそうなるのだろう?

 




ガスコイン神父、と聞いてあぁ、となる方は多いのではないだろうか。

ブラッドボーンのキャラクターなのだが、非常にかっこいい。

見た目、セリフ、戦い方、設定…

どれもが中二心をくすぐる。

私でさえ、そこにひかれた。

きっと男はみんな中二病なんだろう。

 

ブラッドボーンはつい最近やり始めたばかりでまったく進んでいない。

というか、進める力がない。

敵が強すぎるし、自分は弱すぎる。

だから半分嫌いになりかけているし、

やめかけてもいるのだけど、

あまりにも魅力的なキャラだったので、ここに記す。

 

ブラッドボーンの世界は、

獣になってしまう病気が蔓延する街で、

とりあえず、「青ざめた血」というアイテムを探すゲームである。

その町は医療の街でもあるため、

その医療技術を求めてくる人が後を絶たない…

 

みたいな話。(だと理解している)

 

そこで主人公は狩人となり、

獣になった人を狩る。

ガスコイン神父も、その一人である…

のだが、もうみんな獣になっちゃうから

嫌気がさした模様。

そして既に獣の病に犯されている。

 

ついに同胞であるはずの主人公を狩ろうとしてくる。

「どこもかしこも、獣ばかりだ」

「貴様もどうせ、そうなるのだろう?」

「ハッハッハッ…」

 

彼には妻子がいたらしく、

道中でオルゴールをくれる子供に出会うのだが、

それが彼の子らしいと知ったときには驚いた。

 

ブラッドボーンはただのしにげーではなく、

世界観に異様に引き込まれる。

だからこそなんとか出来ているが…

 

教区長が倒せずに私は既に7,8時間経っている。

【MCU】映画でもドラマでも、作中でしっかりヒーロー名ヴィラン名出してほしい

MCU、マーベルの映画・ドラマシリーズでは大変な数のキャラが出てくる。

つまりキャラの数だけ本名とヒーロー名ヴィラン名が存在する。

だが、作中では一度もヒーロー・ヴィラン名が明かされない場合が多くある。

 

マーベルの原作をしっている人であれば、

そのキャラの本名・出自・敵対するキャラ・セリフで、

「あぁ、あいつか」

となるのだが、

大体の場合は原作から知っているなんてことはないと思う。

 

例えば、スカーレット・ウィッチこと、ワンダ・マキシモフ。

これは大人の事情が関わっているから仕方ないと思うのだが、

登場したエイジ・オブ・ウルトロン~エンドゲームに至るまで、

「スカーレットウィッチ」という単語は一切出てこない。

初めてその単語が出たのは「ワンダヴィジョン」というドラマである。

 

原作のスカーレットウィッチ

私は当時、原作とかは全然読んでいなかったので、

「この人、テレキネシスみたいなの使えてるし、

アベンジャーズの仲間っぽいけど、ヒーロー名ないよね…?」

とずっと思っていた。

 

自分で調べて、あぁ、「スカーレットウィッチ」というキャラなんだなと納得したのを覚えている。

 

他にもヘルムート・ジモなどは原作ではヴィラン名「バロン・ジモ」であるが、

その名では呼ばれていない。

 

 

ファルコンも出てきたときは羽のマシンで飛ぶ元軍人、でしかない。

 

上記の理由として、MCUは現実路線であるというのがあると思う。

なるべく現実世界に彼らが存在していて、

現実世界のような人間のやり取りがあることが作品の大前提にあるはず。

 

だから、ヒーロー名やヴィラン名は自分で名乗るものではなく、

人から呼ばれるものである必要がある。

あまり自分から名乗っているキャラはいないはず。

 

よって、誰かに名付けられるシーンが必要なのだが、

映画という尺で、

そんなシーンを描けるのは、主人公くらいなのもので、

サブキャラはなかなかそんな時間がない。

そもそも呼ぶ必要も呼ばれる必要もない。

 

まぁ話さえ分かれば問題は無く、

原作ファンからすればサプライズである。

だが、そうでない人にとっては

 

あれ、誰なの??なんていうキャラなの??

 

という疑問が上映後に出てきてしまう。

その後調べるのも楽しみの一つではあるのだが、

より置いてけぼりにしてる感はあるというか、

親切とは言えないかな~と。

自分にとっても、フェーズ5の作品辺りから、正直知らないキャラは増えてきている。

 

やっぱり、なるべく作品中で出した方がいいのかなと思う。

演出的に難しいんだろうけど。

個人的には出してほしい。

 

パンフレットには書くというのはどうだろう?

というか書いてあるのかな?

ウィンターソルジャーのパンフレット見たことないから分からない…。

キャラクター紹介の蘭とかに。

【映画】なんとなく避けてたアバター1を今更見た

今まで、なんとなく映画「アバター」を見るのを避けていた。

もちろん滅茶苦茶売れた映画だってのは知ってたし、

面白いんだろうとも思っていたが、

イマイチ興味をそそられなかったからだ。

 

青いやつ

もってた情報から、

あの青い生き物が戦う話か…うーん…

という感じ。

 

そもそも私はSFにはあまり興味がなく、

超巨大生物!とか宇宙人!とかに惹かれることが少ない。

それと戦う人間が超強えー!!

という話が好きなんだと思う。

プレデターとか)

 

そんなこんなでなんとなーく避けていたのだが、

ディズニー+で配信されていたので、

夕飯を食べながら見てみた。

 

結論:結構面白い

ネタバレあり。

 

 

アバターはタイトル通り、

avatar:分身

という意味である。

どっかの宇宙にあの青い生き物が本当にいて、

彼らと接触するために

人間が作り出した青い生き物の人形に精神で入り込み、操っている。

故にあの青いのは人間の分身。

 

何故接触するのかというと、あの青い生き物がいる星に貴重な金属があるから。

そこで青い生き物の姿で接触・交渉することで金属を手に入れたい!という話。

主人公は青い分身に入って接触し、研究することがお仕事。

それに加え、

交渉なんか知らん、無理やり奪ってしまえという思想を持った軍人がいて、

そいつのもとで、情報をそいつに渡すという極秘任務に就くことになる。

(軍人のそんな思想は知らなかった)

 

 

だが接触しているうちに

青い生き物に大事な人が出来てしまったりで、情が湧いてしまったりする。

 

そんな中で軍人が強硬手段を実行する。

とりあえずは命令違反なのを知りつつ、青いのを守る主人公。

当然なりゆきで青い生き物には主人公がスパイだとばれ、

どっちつかずの状態に。

 

さあどっちの味方に付く?主人公

もちろん、青いほうでしょ!

よっしゃ一緒に戦うで!!

 

そして最後は人間の体は捨てて、青い生き物として生きていく…。(?)

 

というのが大体のお話。

主人公の吹き替えは東地さん。

スーパーナチュラルのディーンだったり、

ドラマ版フラッシュ、キャプテンコールドの吹き替えをやっていたりする。

(というか、それどころではないか)

 

どこが面白かったの??

と聞かれると正直分からないが、

全体を通して普通に最後まで楽しく観れた。

主人公は行動力あって普通にいいやつなので安心して見れる。

 

特別主人公が強すぎることはなく、結構生き物が死んでしまうので、

架空の生き物とはいえ、動物好きには厳しい作品。

 

ディフェンダーズの(エイリアンの)シガニ―・ウィーバーが出ていることも必見。

シガニーVSアイアンフィスト

うーん、あとはなんだろう。

これってシリーズなんだよね?

この先、他にやることあるのか?というのは思う。

大体のシリーズは1が一番面白くて人気が出て、

そこから後の作品が1を超えることってあまりない印象がある。

あと、あんまりアバターファン、というのを見たことがない気がする。

 

映画館でポップコーンやチュロスを食べながら美しい映像を堪能する、

多くの層をターゲットにした映画館向けの映画かと思った。

 

続編、どうしようかな…

【X-MEN】「フランケンシュタインの怪物と言っておこう」

  
男「やぁみなさん、ごきげんよう。暑いね。ビールをくれ。」

 

男「ドイツ・ビール?」

客A「ビットブルガーだ、うまいだろ?」

エリック「最高だ。何故アルゼンチンに来た?」

客A「気候が良いからだ、俺は養豚家だ」

客B「俺は仕立て屋 子供のころから。父はデュッセルドルフ出身」

男「私の親もデュッセルドルフだ。」

客B「名前は?」

男「名は無かった。

取り上げられた。

ーーー養豚家と仕立て屋に」

<血は誇り>

男「”血は誇り”。どっちから血を流す?」

客A「命令に従っただけだ。」

男「血を流せ」

店員「うごくな!」


客A「お前は・・・何者だ?」

男「フランケンシュタインの怪物と言っておこう」(ダダダンダダダン

大好きなシーン。

セリフ、音楽、緊迫感、俳優の演技、全部がよくて何回も見てしまう。

このシーン、セリフが全部いいよな~っていうのだと、

ハンターハンターのクラピカVSウボォーギン戦のセリフが思い浮かぶ。

あれも憎しみ・復讐関連だ。

 

フランケンシュタインの怪物だ、という言い回しについて。

一般的にフランケンシュタインというと、

パッと出てくるのが頭にくぎの刺さったあいつだが、

あいつは実はフランケンシュタインではないらしい。

あいつを生み出したのが、フランケンシュタイン

そして「フランケンシュタインの怪物」は、

怪物がフランケンシュタインへ復讐をする話。

 

X-MENのこの映画でいうと、

マグニートーをミュータントとして育てたのが、

エリックの追っているセバスチャン・ショウ = フランケンシュタイン

育てられたのがマグニートー = 怪物。

ということなんだと思う。

 

しかし、音楽が本当にいいんだよね、このシーン。

曲名はまんま、「Frankenstein's monster」。

サントラでいつも聞いている。