劇場版アイカツ!を見た
子供向け作品で心が震える。
そんな経験はおありだろうか…。
アイカツは本当に最近見始めたばっかで今やっとここまで来たって感じなんだけど、
星宮いちごで始まったアイカツストーリーがここで一区切りという感じなのだと思う。↓星宮いちご
~アイカツ!今までのあらすじ~
主人公・星宮いちごは友人に誘われ見に行った、とあるトップアイドルのステージに酷く感動してしまう。
自身もアイドルになることを志し、大いなる戦いへと身を投じていく。
映画のあらすじとしては
いちごがでかいライブを今まで出てきた仲間と協力して、トラブルを乗り越えながら行う、というシンプルなお話です。
そしてついにいちごはこのトップアイドルを追い抜き、ランキング一位のアイドルになります。
もちろんこれがいちごのゴールではありませんが、物語としては一区切りというところだと思いました。
映画の最後にはこのいちごが憧れたアイドル、いちご、いちごに憧れてアイドルを志した次世代主人公の三人でアンコールを行うのですが…
ここがすごい良かった。
何を歌うんだろう…?「アイドル活動!」か?「カレンダーガール」か…?
「Let’s アイカツ!」でしたね。(感涙)
いちごがメインだったシーズンで使われていた曲ではなく、
新しい世代がメインに推移し始めてからの曲。
受け継がれていく意志、時代のうねり、人の夢、これらは止めることができないもの。
アイドルの夢や意志は受け継がれていくものだと。
これを三人で歌うのか…。
みんなが次の世代へと想いのバトンをつなぐかのような一曲だとおもいました。
ライブ終了後、いちごは自身のマイクを次世代主人公に渡します。
主役交代です。
ここからはアニメ本編での話。
125話「あこがれの向こう側」
後日、いちごはグループのメンバー達で全国ツアーへと出発。
新主人公・大空あかりへと思いを託して…。
その回でいちご達が歌う曲も、新世代になってから使われている曲。
この曲がバックで流れながらいちご達が出発していきます。
そしてラスト
あかり「私たちの熱いアイドル活動!」
いちご「アイカツ!始まります!」
毎回アニメが始まるときにいちごちゃんが言ってたセリフ、これを二人で言います。
そして間髪入れずエンディング。
ここであの初代ED「カレンダーガール」が流れます。
最高の演出でしたね。
例えば最終回で初期の曲が流れるとか、ラスボスを倒すときだけ一番最初に使ってた必殺技とか、初期に言われたセリフを言い返すとかそういう類の熱さがあると思います。
この回だけ3,4回見ました。
シーズン1のいちごアメリカ出発の時も「カレンダーガール」かかっていて、あれも滅茶苦茶感動しました。
女児向けアニメなのは間違いありませんが、芯に確かな「熱さ」を秘めた大人も楽しめる作品だと思います。