今日の一曲は
「ヒトリゴト」
作詞:ケリー
作曲:野村陽一郎
(敬称略)
俺はアニメをよく知らない。
どこかで声がする。
「仮にもアニソンが好きなら、その曲がどのアニメに使われているのかを知っておけ」
それはある側面から見れば至極真っ当な意見である。
オタクとしての心得、心構え、在るべき姿、基礎教養。
ハンターハンターで言う「練」なのだろう。
(この言い回しがもうオタクじゃねえか!)
しかし、ある側面から見たらどうだろう?
アニメにその曲が使われているのではなく、
その曲がアニメに使われているのだ。
この側面から見た時、世界はがらりと姿を変える。
「アニソンについて語る時、人はそのアニメについて知っている必要は無いのだ」(キ=モータ 810~1919)
人はアニメを知らなくてもアニソンを聞いていい、というメッセージが見えてくるはずだ。(まんまか)
紹介しよう。
あぁ、これは独り言なんだが…
今度マンハッタンで取引が行われるとか、ないとか……
なんていう黒いタイプの独り言ではない。
好きだけど言えない気持ちを、独り言という体で伝えようとするも…
という可愛いタイプの独り言だ。
曲中の歌詞のほとんどは、秘めてる相手への想いで、それが全て詰まったたった一言。
それを言いたい。
しかし言えない。
独り言なら…!
それでも……
この感じがClariSの音に乗せて耳に届く。
この感じ、いい感じだで。
ClariSの曲の良さは、ClariSの曲の良さがあること。青き炎が封じ込められているのだ。(?)
ironyやコネクトみたいな、ClariSぅ!って感じの曲なので是非聞いてみてください。(雑)